定款の事業目的

会社設立において必ずやらなければならないのが定款の作成ですが、定款は会社のルールブックとなる重要な書類ですから十分に時間をかけて作成してください。
定款の作成にあたってまず考えておかなければならないのが会社の基本事項となることですが、これには会社名・会社の所在地・事業内容と3つあります。

会社名に関しては経営者の名前や好きな言葉など自由に付けられますし商業調査をクリアすれば問題ありません。
会社の所在地に関しても職場環境やアクセスのバランスを考えて選べばいいので、決め方の筋道自体が分かりやすいでしょう。
しかしこの2つに比べて事業目的はいろいろな選択肢が考えられる分、曖昧な面も多く一番時間をかけるところになると思います。
事業の目的は=どうやって会社の利益を出していくのかという重要なポイントですから、誰もが悩むところでしょう。

それでは事業の目的を決めるにあたって大切になるのはどんなところかと言うと、まずは業種を絞ることです。
たとえばリサイクルショップをはじめたい場合、これは古物商となりますから、大まかな括りとしてはここで決まります。
そしてリサイクルショップでできることと言えばリサイクルショップとしての店舗を経営することで、その際には古物営業法に基づいた古物販売や買取ができます。
またパチンコの景品の買取や売却、貴金属の売買やその仲介、代理店業務などもできます。

このように業種によって何ができるのかを整理していくと、おのずとどんな事業スタイルにするのかが見えてきますので目的も明確になります。
ですから、まずはどんなことをやりたいのかぼんやりとでもイメージして、それに当てはまる業種を見つけてください。
それから少しずつどういう業種になるのかを固めていき、最終的な事業目的を決めるという流れがベストではないでしょうか?
もし定款に記載されている事業目的に反する行為があった場合、罰則があるわけではありませんが大きな変化があったときには定款の書き換えを指摘される可能性はあります。